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株式会社名古屋画廊
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄一丁目12番10号
TEL.052-211-1982
FAX.052-211-1923
 
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展覧会のご案内

 

企画展開催スケジュール

企画展開催スケジュール
1
 
2012年5月23日(木)-6月7日(木)松尾 藤代 展
2012-03-19
《TOTAL ROSS ROOM》
Living with Contemporary Art-No.12
松尾 藤代 展 FUJIYO MATSUO
-静謐な空間の響き-
5月23日(木)-6月7日(木)
 
松尾藤代の作品に寄せて
 松尾藤代は1968年大阪市に生まれ、91年に大阪芸大美術学科を卒業し、その後、個展、グループ展で精力的な発表を繰り返している。その制作の出発点ではマーク・ロスコに強く影響され、90年以降は一貫して「窓=光」を描いている。
 支持体はパネルだったり、キャンバスだったり、綿布だったりするが油絵具のマチエールはこれによく同化し、こなれている。支持体によってマチエールや色の乗りは微妙に違い、それぞれの作品の織りなす光や空間の表情は複雑に変化し、けっして単調さは感じさせない。黒い格子に遮断された向こう側の光の世界は不思議な表情を伴い見るものを幻惑する。
 黒を中心に淡い中間調子の色使いの作品が多いが、近年ではオレンジ色や緑、淡い紫色などを使っており、色彩の明確さが増している。静的でありながら熱気を帯びた画面の光は、―何者かの存在―の予感であると同時に、色面のぶつかり合いから生まれる稜線の稠密な調子の変化は確かな精神の存在を感じさせ、静謐な空間の響きとして画面全体に拡がる。このような作品の前では、見る者は日常の通俗な時間を根元的な時=生の体験へと変容させる。
 世俗の価値観に退行した現代の美術の中にあって、松尾の仕事は、不安と向き合う生の充溢の実感に根ざしており、全力で制作を進めるその姿は極めて求道的であり、作品から放たれる光の内容の成熟が楽しみである。
田口 貴久(立軌会同人、名古屋芸術大学教授)
 
略歴
1968/大阪市生 91/大阪芸術大学卒。 個展:95/大阪府立現代美術センター 97/CUBIC GALLERY(大阪) 02/村松画廊(東京) 07/仙台市博物館 08/ソフトマシーン美術館(香川県)10/名古屋画廊ほか。 グループ展:96/フィリップモリスアートアワード(スパイラルガーデン/東京) 97/ビエンナーレまくらざき<佳作賞>(鹿児島県)、吉原治良賞美術コンクール<優秀賞>(大阪府立現代美術センター)、Depth of Focus 絵画の焦点深度と浸透圧について(芦屋市立美術博物館/兵庫県)、光の方へ・・・(京都市美術館) 98/VOCA '98(上野の森美術館/東京)、シェル現代美術賞展(目黒区美術館) 99/現代日本絵画の展望展(東京ステーションギャラリー) 00/水晶の塔をさがして(福岡市美術館)、光の記憶 Memory/Space(ヨコハマポートサイドギャラリー/神奈川県) 02/いま、話そう-日韓現代美術展(国立国際美術館/大阪、韓国国立現代美術館/ソウル) 05/光りの絵画展(名古屋画廊)ほか。 2011~ケルン(ドイツ)在住。所蔵:国立国際美術館、千葉市美術館、福岡市美術館ほか 
 
2012年5月10日(木)-17日(木)巨匠にみる「絵とは何か」展No.14
2012-04-20
梅原龍三郎《坐裸婦》40号 1914年
巨匠にみる「絵と何か」展 No.14
-併設:昭和世代の画家たち展-
5月10日(木)-5月17日(木)
 
出品作家
 巨匠にみる「絵とは何か」展No.14
伊藤廉、糸園和三郎、梅原龍三郎、荻須高徳、香月泰男、鬼頭鍋三郎、熊谷守一、中川一政、林武、三岸節子、宮本三郎
 
昭和世代の画家たち展
浮田克躬、大津英敏、加賀美勣、笠井誠一、久野和洋、小杉小二郎、坂口紀良、千住博、髙梨芳実、中村清治、橋本博英、櫃田伸也、藤井勉、MIZÙ、山羽斌士
 
2012年4月9日(月)-4月26日(木)アイ・ウェイウェイ 展
2012-03-19
《The Brick》2006年作
The Poioneering Artists of the 21st Century-No.1
アイ・ウェイウェイ 展 AI WEIWEI
4月9日(月)-4月26日(木)
 
コンテポラリー・アートとは
何らかの形ではなく
社会における哲学である。
-アイ・ウェイウェイ
 
略歴
1957/中国北京市生。79・80/星星画会(北京)。81~93/在ニューヨーク。99/ヴェネツィア・ビエンナーレ。07/ドクメンタ12(ドイツ)。08/北京オリンピックスタジアム「鳥の巣」共同設計。〔個展〕
現在開催中のルイジアナ美術館(デンマーク)ほか多数。日本では09/森美術館、10/MISA SHIN GALLERY(東京)。
 
2011年11月26日(土)-12月9日(金)伊津野 雄二 展
2011-11-18
伊津野 雄二 展 YUUJI IZUNO
-もうひとつのクリスマス-
11月26日(土)-12月9日(金)
 
レセプションご案内/初日4:30p.m.~6:00p.m.
伊津野先生を囲んでささやかなレセプションを開催いたします。
皆様のご来駕をお待ち申し上げます。
 
もうひとつのクリスマス                                         クリスマスをテーマにした作品。といっても、伊津野さんのクリスマスには、太ったサンタクロースも、トナカイも、登場しない。西欧の祝日クリスマスは、遡ればキリスト教以前のゲルマンの冬至祭(ユール)―ー衰弱した太陽の再生の祝いに、キリストという「光」の降誕祭が重ねられて成立したと、そう、教えてくれたのが伊津野さんだった。
 伊津野さんには西欧への深い憧憬と敬慕、関心、そして熟視がある。芸術家/職人だから、知識ではなく、感性で見る。見つめる。見据える。クリスマスの彼方に、ユールが見えるのは、その感性の、感じる力だ。
 西欧憧憬を伊津野さんの創造の頂きとするなら、麓には、岡崎の山里にもう数十年も暮らしてきた生活がある。ユールの喜びは、その生活の日々の実感でもあるのだろう。
 頂と麓をつなぐ輪、山里の日々をつないでいく日本の季節のリング。丸く、やわらかなその空隙を越え、清らかで、美しい、静かな喜びの水をたたえた器のような、伊津野さんのクリスマスイメージの数々が、木に、土に、鑿に触れることを喜ぶ大きな手を通って、私たちに届く。
大倉 宏(美術評論家)
 
略歴
1948/兵庫県生まれ。69/愛知県立芸術大学美術学部彫刻科中退。75/知多工房を設立 木彫 家具木工芸を手がける。80年代より 建築 装飾美術を手がける。75-88/知多工房として個展。
彫刻展
96/個展(ギャラリーアルテ)。97/個展(豊田市美術館ギャラリー)。98/個展(煥乎堂ギャラリィ群馬県)。00・03・07・11/伊津野雄二彫刻展 名古屋画廊。2000年以降、ギャラリー椿(東京)、日本橋髙島屋、新潟絵屋、ギャラリー島田(神戸)。 
 
 
2011年11月11日(金)-19日(土)田口 貴久 展
2011-04-01
≪静物≫ 50号
田口 貴久 展 YOSHIHISA TAGUCHI
-感覚の純度が放つ輝き-
11月11日(金)-11月19日(土)
 
田口貴久さんの個展に寄せて
私は古くからの友人として、40年近く田口さんの制作を見続けてまいりました。
 初めての出合いは、十代のまだ画学生の頃であり、彼も大きな目をきらきらと輝かせた青年でした。そしてその時にアトリエで見せられたセザンヌばりの自画像の印象は、今も忘れる事が出来ません。透明感のある色調で彩られた生き生きとした作品の中の彼は、少し気取ったポーズでこちらを睨み返しており、その眼差しには老成したものを感じました。
 作品の持つ魅力は、描いた画家の人間としての魅力に繫がる事は云うまでありません。
 田口さんが物事に対峙した時、それを徹底的に分析して解体を繰り返し、自分の身の一部にしようする執拗なまでの集中力は非凡であり、その本質に迫ろうとする姿勢は、彼の制作に対する態度そのものであると思えます。作品と向き合い、曖昧な感情を排除し画面上で感覚の純度を高めていく作業は、神経を削る仕事ではありますが、感覚によって磨き上げられた作品が放つ輝きには、他では得る事の出来ない魅力を湛えます。これからの田口さんの制作において、一点でも多くのそのような光ある作品が生まれる事を願うばかりです。
杉浦 尚史(名古屋芸術大学教授)
 
略歴
1953/愛知県豊川市生。 76/名古屋芸術大学卒。 78/愛知県立芸術大学院修了。 83~95/アッサイ21展(愛知県美術館等)。85~92/名爽会展(名古屋画廊。 86/ジャパン絵画大賞展(佳作)。 91~93/ボ・タン展。 93・98・00・04・08・11/個展(名古屋画廊)。 93~07/個展(銀座 ギャラリー和田)。 94~95/滞仏。 00~02/和の会招待出品(銀座 和光)。 04/田口貴久展(網走市立美術館) 07~/笠の会(松阪屋)
現在 立軌会同人、名古屋芸術大学教授
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