株式会社名古屋画廊

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株式会社名古屋画廊
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄一丁目12番10号
TEL.052-211-1982
FAX.052-211-1923
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展覧会のご案内

 

企画展開催スケジュール

企画展開催スケジュール
 
2013年11月15日(金)-11月22日(金)田口 貴久 展
2013-10-05
《樹》80号
田口 貴久 展 YOSHIHISA TAGUCHI
-ピュアな心、真摯な制作-
11月15日(金)-11月22日(金)
 
田口貴久展によせて―ピュアな心
 私は一年間だけであるが、田口さんとは学生時代の時間を共に過ごした。たった一年間であったが、この時間は、私の人生の中でも最も大切なものを与えられたと思っている。
 ある日、田口さんの部屋に招かれた。その時の衝撃は今も忘れられない。部屋に入ると、いきなり作品の山、絵具の山、そして大量のゴミの山である。足の踏み場もないとは、このことを言うのだろう。そこには田口さんの絵に集中する精神の痕跡が随所に残っていた。
 絵に対してこれほど真摯に向き合っている人間を多くは知らない。田口さんは自身を飾らない。絵に対して純粋そのものである。いつまでも少年の様な、今風に言えばピュアな心の持ち主である。
 私は「作品は人なり、人は作品なり」という言葉が好きだ。田口さんに今描きたいものは何ですかと聞いてみた。答えは「いきいきとした絵を描きたい」その一言であった。今回の個展、どんな作品と出逢えるか、今から楽しみである。
山村博男(画家・国画会会員) 
 
略歴
1953/愛知県豊川市生。 76/名古屋芸術大学卒。 78/愛知県立芸術大学大学院修了。 83~95/アッサイ21展(愛知県美術館等)。85~92/名爽会展(名古屋画廊。 86/ジャパン絵画大賞展(佳作)。 91~93/ボ・タン展。 93・98・00・04・08・11・13/個展(名古屋画廊)。 93~07/個展(銀座 ギャラリー和田)。 94~95/滞仏。 00~02/和の会招待出品(銀座 和光)。 04/田口貴久展(網走市立美術館) 07~/笠の会(松阪屋) 08/立軌会同人  
現在 名古屋芸術大学教授/立軌会同人
 
2013年10月11日(金)-10月26日(土)松尾 藤代 展
2013-09-20
《Fugue Nr.1》
Living with Contemporary Art-No.17
松尾 藤代 展 FUJIYO MATSUO
-自らの光を探す-
10月11日(金)-10月26日(土)
 
松尾藤代さんの仕事
 松尾藤代さんの光の絵から持続的に出てくる柔らかい光は、ゴシック寺院の大きな窓からの強いものではなく、ロマネスクの寺の壁から沁み出てくるようなものでしょう。また、日本古来の障子からの包み込むような暖かいものを感じます。
 画面は瞑想的ともいえますが、ロスコのような複雑な感覚の奥底に引き込むそれではないと思います。単純な矩形の窓であろうものも、油彩画の塗りの深さ、堅牢な画質によって補われており、不思議感があり、見ていて飽きないものにさせているように感じます。
 そして、内発性と強い意志が絵画する背後に見えてきて、絵のための絵に陥らず、自らの光を探し、その光で自らの足元も照らして歩いていると思われます。加えて、アーチストの前にアルチザン(職人)であることを忘れてはいない。
 現代美術の大きな課題、「芸術のための芸術は不毛を招く」と百数十年前にボードレールが言っていたことを作家たちが考えなければいけない今日、松尾さんは“探すこと”を仕事としている稀有な存在かと思います。                                        
赤塚一三(画家・写実画壇運営委員)
 
略歴
1968/大阪市生 91/大阪芸術大学卒。
個展:95/大阪府立現代美術センター 97/CUBIC GALLERY(大阪) 02/村松画廊(東京) 07/仙台市博物館 08/ソフトマシーン美術館(香川県) 10・12/名古屋画廊。 グループ展:96/フィリップモリスアートアワード(スパイラルガーデン/東京) 97/ビエンナーレまくらざき<佳作賞>(鹿児島県)、吉原治良賞美術コンクール<優秀賞>(大阪府立現代美術センター)、Depth of Focus 絵画の焦点深度と浸透圧について(芦屋市立美術博物館/兵庫県)、光の方へ・・・(京都市美術館) 98/VOCA '98(上野の森美術館/東京)、シェル現代美術賞展(目黒区美術館) 99/現代日本絵画の展望展(東京ステーションギャラリー) 00/水晶の塔をさがして(福岡市美術館)、光の記憶 Memory/Space(ヨコハマポートサイドギャラリー/神奈川県) 02/いま、話そう-日韓現代美術展(国立国際美術館/大阪、韓国国立現代美術館/ソウル) 05/光りの絵画展(名古屋画廊)ほか。2011~ケルン(ドイツ)在住。
所蔵:国立国際美術館、千葉市美術館、福岡市美術館ほか。 
 
2013年9月21日(土)-10月5日(土)桑山 忠明 展
2013-08-08
UNTITLED
Living with Contemporary Art-No.16
桑山 忠明 展 TADAAKI KUWAYAMA
-永遠を希求する反復-
9月21日(土)-10月5日(土)
 
永遠を希求する反復―桑山忠明の空間
 現代における都市生活者の周辺では、物品の使い捨てが日常化し、建物も比較的短期間に生滅をくり返して街は変貌する。だが、こうした空間の生々流転は元来世の常で、今更嘆くことでもないとも言える。されど、私たちは永遠性への希求を捨て去ったわけではない。今という時代と場を表徴する仕事を、共に生きている人々の〈記憶〉に深く刻みつけ、次世代への伝承と転生を期待する―それが永遠性に近づく一つの方法であることを知っている。とくに美術の世界では、それを目指して古来、優れた匠たちが複雑精緻な超絶的な手業により、人の記憶の深層に残る作品を生み出して来た。
 ところが、桑山忠明はニューヨークに渡って半世紀余、従来の美術家とは全く対蹠的な方法でそれを実現させて来た。つまり、感情的、情緒的な要素を一切排除し、近年では均一なメタルの方形、単体小パネルを規則正しく一定間隔で壁面に展示して、その場に純粋、静謐な空間を現出させるのである。そこは自分自身とのめぐり会いの場でもある。今回の展示は正方形小単体6点、横一列の展示なのだが、その律動的な反復には永遠へと続く振子の音を聞く思いがする。                   
馬場駿吉(名古屋ボストン美術館館長)
 
略歴
1932/名古屋市生。56/東京芸術大学卒。58~/在ニューヨーク。近年の個展: 2010/名古屋市美術館。11/国立国際美術館、金沢21世紀美術館。12/神奈川県立近代美術館 葉山。
 
 
2013年9月2日(月)-9月14日(土)庄司 達 展
2013-08-08
布と竹-立ち上がるテーブル
Living with Contemporary Art-No.15
庄司 達 展 SATORU SHOJI
-空間との出会い-
9月2日(月)-14日(土)
 
レセプション:初日5:30p.m.~7:00p.m.
庄司先生を囲んでレセプションを開催いたします。
皆様のご来駕をお待ち申し上げます。
 
都会の芸術家-布と竹を用いた空間表現の庄司達展
 私は「庄司達展」を大部分観る。多くの方から親しまれる庄司達氏を見てきた。
先日のアトリエ訪問の中で、床や壁から発生するイメージが造形的空間として成長し、「一定の調和を保つ布と竹の実験風景」を見ている時、宇宙へ旅する科学者の姿を想った。昨年、芸術大学・現代彫刻のコースを退官するまで、若い作家・学生と共に、都市の蔵、庭園、古民家、福祉施設を利用したプロジェクトを7年間にわたって行うなど、「社会と芸術の在り方」を強く提示する。
一宮に住む庄司氏は同市民病院の放射線治療室の通路に「赤い布による空間-遠くの空へ」も短期間だが設置を実現した。この赤い空間は強い生命力を覚える。
名古屋画廊は現代美術作家の積極的企画を打ち出すようになり、この度の「庄司達展」となる。2階には新作立体の「布と竹、立ち上がるテーブル」を、2階と1階には作家自身のストローク運動による線描きのレリーフ、ドローイングも展示される。
池俣武夫(アート・コーディネーター)
 
略歴
1939/京都市生。名古屋市で育つ。62/京都市立美術大学彫刻科卒。68~92/桜画廊個展(16回)。68~11/galerie16個展(京都)79/名古屋市芸術奨励賞。95/浮かぶ布庄司達展(新潟市美術館)98/久野真・庄司達展(愛知県美術館)。99~10/名古屋芸術大学教授。10/庄司達展(碧南市藤井達吉現代美術館)、愛知県芸術文化選奨。
 
2013年5月27日(月)-6月7日(金)鬼頭 鍋三郎 展
2013-04-27
《舞妓 》1981年 20号
鬼頭 鍋三郎 展 NABESABUROU KITO
-舞妓、秀麗の一瞬-
5月27日(月)-6月7日(金)
 
鬼頭鍋三郎先生の画業に想う
 24才で岡田三郎助に師事し品格ある人物画への道を歩み始め、30代には室内の女性を的確な筆使いで描いています。やがて45才頃から円熟味を増した筆致でバレリーナの連作が始まり、簡略化した空間に存在を際立たせ、二人を組み合せるなど構成を意識した挑戦が続きます。そして55才で渡欧し西洋美術の本道に触れ、堅牢な画面を目の当たりにした時から表現が一変します。油彩の何たるかを求め、ペインティングナイフで絵の具を厚くのせ、勢いのある筆使いで西洋婦人や風景を力強く描き圧巻です。そして帰国後も表現の可能性を模索し続け64才の時、舞妓をスケッチする機会に恵まれテーマが定まります。髪型やかんざし、華やかな振り袖と帯、凛としたたたずまいや優雅な姿に文化の粋を見出し、油絵で日本の美の象徴を描くことを意気に感じたに違いありません。1981年作の≪舞姿≫はあでやかに舞う一瞬を捉え秀麗です。亡くなる前年の作とは思えぬ色彩豊かで緊張感のある画面に、鬼頭芸術の結晶を見る思いがします。愛知県立芸術大学ではモダンを目指す学生達を温かくご指導くださり、卒業後も親しく接していただきました。良き薫陶を受けたことを心より感謝して居ります。
遊馬健一(立軌会同人)
 
略歴
1899/名古屋市生。1923/松下春雄らと洋画グループ・サンサシオンを創立。光風会初入選。岡田三郎助に師事。31/光風会会員。34/帝展特選。54~55/滞欧。61・64・65・75/個展(名古屋画廊)。63/日本芸術院会員。68/愛知県立芸術大学教授。70/光風会理事長。75/日展顧問。80/「鬼頭鍋三郎回顧展」(松坂屋巡回/朝日新聞社主催)。82/逝去(82歳)。84/「特別展郷土の画家たちⅡ鬼頭鍋三郎・伊藤廉展」(愛知県美術館/中日新聞社主催)。88/遺作展、以後99・04・06・12(名古屋画廊)。91/「鬼頭鍋三郎展」(松坂屋巡回/朝日新聞社主催)。
 
2013年4月17日(水)-4月25日(木)笠井 誠一 展
2013-02-28
《篩とボトルのある卓上静物 》30号
笠井 誠一 展 SEIICHI KASAI
-よりシンプルに、よりあざやかに-
4月17日(水)-25日(木)
 
レセプション:初日5:30p.m.~7:00p.m.
笠井先生を囲んでレセプションを開催いたします。
皆様のご来駕をお待ち申し上げます。
 
笠井誠一個展によせて
 先日、作家調査のため富山に向かった。市内のあるギャラリーにはフジタをはじめフランスに学んだ日本人画家の作品が並んでいた。そのなかに見覚えのある“ヴァイオリン”の作品が目に入ってきた。ヴァイオリンは大きな音でこちらを呼んだのではなく、キャンバスの向こうから笑いながら手招きしているようだった。若き洋画家 笠井誠一滞仏時の油彩〈ヴァイオリンのある静物〉10号だ。当時の特徴である透明感あふれた暖色と寒色は、鬩ぎ合いながらも調和しており色彩が耳に語りかけてくるのである。その後、画家の人生とともに色彩は変化し、平面としての強さが増していくのだが、決して画面には見るものに押し付けるような騒々しさはない。
 笠井の作品はシンプルである。卓上静物の陰はテーブルに写っておらず、モチーフのなかに若干の影と輪郭線があるだけである。そしてシンプルではあるが単純ではない絶妙なバランスを保っている。画家は遥か遠い山の頂上を目指し、長い年月をかけて画面を整理していったのだろう。だが、画家は80歳を越えた今でも日夜研鑽を積み、更なる境地へと向かおうとしている。よりシンプルに、よりあざやかに。
古道谷朝生(網走市立美術館 学芸員)
 
略歴
1932/札幌生 57/東京芸術大学(伊藤廉教室)卒 59~66/滞仏。パリ国立美術学校に学ぶ 60~65/サロン・ドートンヌ(62年出品作はフランス政府の買上げとなる)、サロン・ナショナル等に出品 67/愛知県立芸術大学勤務 68~1/1名古屋画廊にて個展(20回) 74~9/8黎の会展 74~03/名翔会展 77~00/和の会展 82~84/国際形象展 85/立軌会同人となる 91/名古屋市芸術賞芸術特賞 96/ポメリー中部文化賞 01/安田火災東郷青児美術館大賞受賞・同記念展(安田火災東郷青児美術館) 07~09/両洋の眼・現代の絵画展
現在 立軌会同人 愛知県立芸術大学名誉教授
 
2013年4月4日(木)-4月13日(土)草間彌生版画油彩小品展
2013-02-28
《南瓜》2003年
Living with Contemporary Art-No.14
草間彌生版画油彩小品展 YAYOI KUSAMA
-未来はわたくしのもの-
4月4日(木)-13日(土)
 
 
2013年3月4日(月)-3月15日(金)斎藤 義重 展
2013-02-28
《カラカラ》1965年
Living with Contemporary Art-No.13
斎藤 義重 展 YOSHISHIGE SAITO
-「矛盾を内包したプロセスの表現」-
3月4日(月)-15日(金)
 
略歴:1904/東京都生 33/アヴァンガルド洋画研究所に入る 36/二科会会員 38/絶対象派協会結成、九室会会員 57/日本国際美術展〈K氏賞〉 60/グッゲンハイム国際美術賞展〈優秀賞〉 64/ヴェネツィア・ビエンナーレ、多摩美大教授 74/針生一郎、中原佑介らと「現代文化センター(CCC)」開設 78/個展(東京国立近代美術館) 84/個展(東京都美術館ほか) 93/個展(横浜美術館ほか) 99/個展(神奈川県立近代美術館) 2001/逝去(97歳)
 
※アートフェア東京2013〔3月22日(金)~24日(日)名古屋画廊ブース(C10)〕にも展覧いたします。
【アートフェア東京2013】
3月22日(金)11:00am-9:00pm
  23日(土)11:00am-8:00pm
   24日(日)10:30am-5:00pm
東京国際フォーラム
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1(JR有楽町駅より徒歩1分)
入場料: 1DAYパスポート 2,000円(税込)、3DAY 3,500円(税込) 小学生以下無料(但し大人同伴)
前売り券: 1DAYパスポート 1,500円(税込)、3DAY 3,000円(税込)・・・チケットぴあ/ローソンチケット/セブン-イレブンほか
お問合せ⇒アートフェア東京事務局 〒110-0003東京都台東区根岸3-8-8-4F
Tel:03-5808-1451 E-mail:info@artfairtokyo.com URL:http://www.artfairtokyo.com
 
 
2012年11月30日(金)-12月8日(土)第5回サロン・ド・コリーヌ
2012-10-04
白い花とサン・ジョルジョ・マッジョーレ
第5回 Salon de Colline 展
-追悼:故中村清治-
11月30日(金)-12月8日(土)
 
レセプションご案内/初日5:30p.m.~7:00p.m.
先生方を囲んでささやかなレセプションを開催いたします。
皆様のご来駕をお待ち申し上げます。 
 
Salon de Colline最終回によせて
 此の度Salon de Collineが最終回を迎えることになりました。昨年メンバーの中村清治を失い、その追悼の意を含めた展覧会になります。長年御愛顧を頂いた皆様方に厚く御礼申し上げます。
 ふり返ると40年余り昔になりますが、初代・中山一男社長が名古屋画廊らしい企画として綾杉会と、その頃の若手作家による名翔会を立ち上げ、画廊の主要な催しとして回を重ねて来ました。
 2000年代に入って中山真一社長と私達4名の作家が集まり、新しくSalon de Collineが発足しました。一人ひとり、西洋絵画の基本に根を置き名古屋画廊とも長い関係を持つ仲間達です。この7年Salon de Collineも周囲の皆様に支えられ、それなりの役割を果たすことが出来た様に思われます。
 私達も今後、新たな形で活動を重ねて参りますので、変らぬ御支援をお願い致します。
 笠井誠一(画家)
 
2012年11月12日(月)-11月26日(月)スボード・グプタ 展
2012-10-04
スボード・グプタ
The Pioneering Artists of the 21st Century-No.2
スボード・ グプタ 展 SUBODH GUPTA
-Old & New、さりげなく-
11月12日(月)-11月26日(月)
 
オールド&ニュー・シネマ・パラダイス!
 サン・ジミニアーノでのグプタの展覧会《いつも映画館がある》は、僕に映画『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989年)を想起させる。彼が生れ育ったインド西北部の小村にも一軒の映画館=劇場があったという。そしてグプタは最初、5年間、演劇や映画の俳優だったのだ。
 グプタはいつも人間生活のなかの、スクーターから日常雑器まで、さまざまなものを用いてきた。でもそれは、1960年代の「Accumulation」とはちがって本物ではなく、型を取って、ステンレス・スティール、真鍮、アルミなどで(しばしば大量に)作ったものである。
 サン・ジミニアーノのガレリア・コンティニュアは元は映画館だったので、映画館だった頃のさまざまなものが残っていた。それを見せられたグプタに子供の頃の故郷の映画館の記憶が甦る。これを使おう-かくして、《いつも映画館がある》という展覧会が実現した(2008年)。
 興味深いのは、型の元になった実物(オブジェ・トゥルベ)と型を取って作ったものとがセットになった作品があることだ。「実物」と型取り品との間には時間差が生れ、その二つが什器の中で仲良く並んで、過去と現在とがさりげなく繫がっている。『ニュー・シネマ・パラダイス』から20年後、中年に差し掛かったグプタは、シチリアではなくサン・ジミニアーノで、一人の「少年トト」でもある。
千葉成夫(美術評論家、中部大学教授)
 
略歴
1964/インド・ビハール州カゴール生。88/パトナ美術工芸大学絵画科卒。その後、インド社会の急速な都市化や高度経済成長を、金属器などを用いたオブジェやインスタレーションで象徴的に表わして頭角をあらわし、今日ではインド現代美術を代表する作家となる。99・2009/福岡アジア美術トリエンナーレ(福岡アジア美術館)。08/チャロー!インディア(森美術館)。
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