株式会社名古屋画廊

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株式会社名古屋画廊
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愛知県名古屋市中区栄一丁目12番10号
TEL.052-211-1982
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展覧会のご案内

 

企画展開催スケジュール

企画展開催スケジュール
 
2012年10月3日(水)-10月10日(水)内田 浩子 展
2012-10-01
《星の旅人》50号
内田 浩子 展 HIROKO UCHIDA
-宇宙に移行する絵画空間-
10月3日(水)-10月10日(水)
 
レセプションご案内/初日5:30p.m.~7:00p.m.
皆様のご来駕をお待ち申し上げます。
 
内田浩子さんの個展によせて
 内田さんの画家としての活動は60年にもなります。60年もエネルギーを燃やしつづけるということは大変な努力であります。エネルギーといえば、今、話題の「原発」は電気というエネルギーをつくるのに、有害な放射能物質を放出するといった困った状態ですが、その点、画家は自分自身を燃焼させて作品を作り、その作品が人に安らぎや勇気を与えます。これは、安全きわまりないことであります。話はそれましたが、内田さんは過去ではタイトルをつけたシリーズ企画の個展を開いています。<記録された時間シリーズ>や<装飾古墳シリーズ>などのテーマで自分に暗示をかけて宇宙に移行してゆく絵画空間をつくったり、タイムマシンを逆行させ古代美術への憧れを画面に定着させたりの画面構成が見事でした。そして、近作を何点か拝見しましたが色彩や造形が明快に表現され、実に魅力的であります。内田さんは加齢に反比例して絵が若くなってきました。今秋の個展が楽しみです。
 島田 章三日本芸術院会員・文化功労者
 
2012年5月23日(木)-6月7日(木)松尾 藤代 展
2012-03-19
《TOTAL ROSS ROOM》
Living with Contemporary Art-No.12
松尾 藤代 展 FUJIYO MATSUO
-静謐な空間の響き-
5月23日(木)-6月7日(木)
 
松尾藤代の作品に寄せて
 松尾藤代は1968年大阪市に生まれ、91年に大阪芸大美術学科を卒業し、その後、個展、グループ展で精力的な発表を繰り返している。その制作の出発点ではマーク・ロスコに強く影響され、90年以降は一貫して「窓=光」を描いている。
 支持体はパネルだったり、キャンバスだったり、綿布だったりするが油絵具のマチエールはこれによく同化し、こなれている。支持体によってマチエールや色の乗りは微妙に違い、それぞれの作品の織りなす光や空間の表情は複雑に変化し、けっして単調さは感じさせない。黒い格子に遮断された向こう側の光の世界は不思議な表情を伴い見るものを幻惑する。
 黒を中心に淡い中間調子の色使いの作品が多いが、近年ではオレンジ色や緑、淡い紫色などを使っており、色彩の明確さが増している。静的でありながら熱気を帯びた画面の光は、―何者かの存在―の予感であると同時に、色面のぶつかり合いから生まれる稜線の稠密な調子の変化は確かな精神の存在を感じさせ、静謐な空間の響きとして画面全体に拡がる。このような作品の前では、見る者は日常の通俗な時間を根元的な時=生の体験へと変容させる。
 世俗の価値観に退行した現代の美術の中にあって、松尾の仕事は、不安と向き合う生の充溢の実感に根ざしており、全力で制作を進めるその姿は極めて求道的であり、作品から放たれる光の内容の成熟が楽しみである。
田口 貴久(立軌会同人、名古屋芸術大学教授)
 
略歴
1968/大阪市生 91/大阪芸術大学卒。 個展:95/大阪府立現代美術センター 97/CUBIC GALLERY(大阪) 02/村松画廊(東京) 07/仙台市博物館 08/ソフトマシーン美術館(香川県)10/名古屋画廊ほか。 グループ展:96/フィリップモリスアートアワード(スパイラルガーデン/東京) 97/ビエンナーレまくらざき<佳作賞>(鹿児島県)、吉原治良賞美術コンクール<優秀賞>(大阪府立現代美術センター)、Depth of Focus 絵画の焦点深度と浸透圧について(芦屋市立美術博物館/兵庫県)、光の方へ・・・(京都市美術館) 98/VOCA '98(上野の森美術館/東京)、シェル現代美術賞展(目黒区美術館) 99/現代日本絵画の展望展(東京ステーションギャラリー) 00/水晶の塔をさがして(福岡市美術館)、光の記憶 Memory/Space(ヨコハマポートサイドギャラリー/神奈川県) 02/いま、話そう-日韓現代美術展(国立国際美術館/大阪、韓国国立現代美術館/ソウル) 05/光りの絵画展(名古屋画廊)ほか。 2011~ケルン(ドイツ)在住。所蔵:国立国際美術館、千葉市美術館、福岡市美術館ほか 
 
2012年5月10日(木)-17日(木)巨匠にみる「絵とは何か」展No.14
2012-04-20
梅原龍三郎《坐裸婦》40号 1914年
巨匠にみる「絵と何か」展 No.14
-併設:昭和世代の画家たち展-
5月10日(木)-5月17日(木)
 
出品作家
 巨匠にみる「絵とは何か」展No.14
伊藤廉、糸園和三郎、梅原龍三郎、荻須高徳、香月泰男、鬼頭鍋三郎、熊谷守一、中川一政、林武、三岸節子、宮本三郎
 
昭和世代の画家たち展
浮田克躬、大津英敏、加賀美勣、笠井誠一、久野和洋、小杉小二郎、坂口紀良、千住博、髙梨芳実、中村清治、橋本博英、櫃田伸也、藤井勉、MIZÙ、山羽斌士
 
2012年4月9日(月)-4月26日(木)アイ・ウェイウェイ 展
2012-03-19
《The Brick》2006年作
The Poioneering Artists of the 21st Century-No.1
アイ・ウェイウェイ 展 AI WEIWEI
4月9日(月)-4月26日(木)
 
コンテポラリー・アートとは
何らかの形ではなく
社会における哲学である。
-アイ・ウェイウェイ
 
略歴
1957/中国北京市生。79・80/星星画会(北京)。81~93/在ニューヨーク。99/ヴェネツィア・ビエンナーレ。07/ドクメンタ12(ドイツ)。08/北京オリンピックスタジアム「鳥の巣」共同設計。〔個展〕
現在開催中のルイジアナ美術館(デンマーク)ほか多数。日本では09/森美術館、10/MISA SHIN GALLERY(東京)。
 
2011年11月26日(土)-12月9日(金)伊津野 雄二 展
2011-11-18
伊津野 雄二 展 YUUJI IZUNO
-もうひとつのクリスマス-
11月26日(土)-12月9日(金)
 
レセプションご案内/初日4:30p.m.~6:00p.m.
伊津野先生を囲んでささやかなレセプションを開催いたします。
皆様のご来駕をお待ち申し上げます。
 
もうひとつのクリスマス                                         クリスマスをテーマにした作品。といっても、伊津野さんのクリスマスには、太ったサンタクロースも、トナカイも、登場しない。西欧の祝日クリスマスは、遡ればキリスト教以前のゲルマンの冬至祭(ユール)―ー衰弱した太陽の再生の祝いに、キリストという「光」の降誕祭が重ねられて成立したと、そう、教えてくれたのが伊津野さんだった。
 伊津野さんには西欧への深い憧憬と敬慕、関心、そして熟視がある。芸術家/職人だから、知識ではなく、感性で見る。見つめる。見据える。クリスマスの彼方に、ユールが見えるのは、その感性の、感じる力だ。
 西欧憧憬を伊津野さんの創造の頂きとするなら、麓には、岡崎の山里にもう数十年も暮らしてきた生活がある。ユールの喜びは、その生活の日々の実感でもあるのだろう。
 頂と麓をつなぐ輪、山里の日々をつないでいく日本の季節のリング。丸く、やわらかなその空隙を越え、清らかで、美しい、静かな喜びの水をたたえた器のような、伊津野さんのクリスマスイメージの数々が、木に、土に、鑿に触れることを喜ぶ大きな手を通って、私たちに届く。
大倉 宏(美術評論家)
 
略歴
1948/兵庫県生まれ。69/愛知県立芸術大学美術学部彫刻科中退。75/知多工房を設立 木彫 家具木工芸を手がける。80年代より 建築 装飾美術を手がける。75-88/知多工房として個展。
彫刻展
96/個展(ギャラリーアルテ)。97/個展(豊田市美術館ギャラリー)。98/個展(煥乎堂ギャラリィ群馬県)。00・03・07・11/伊津野雄二彫刻展 名古屋画廊。2000年以降、ギャラリー椿(東京)、日本橋髙島屋、新潟絵屋、ギャラリー島田(神戸)。 
 
 
2011年11月11日(金)-19日(土)田口 貴久 展
2011-04-01
≪静物≫ 50号
田口 貴久 展 YOSHIHISA TAGUCHI
-感覚の純度が放つ輝き-
11月11日(金)-11月19日(土)
 
田口貴久さんの個展に寄せて
私は古くからの友人として、40年近く田口さんの制作を見続けてまいりました。
 初めての出合いは、十代のまだ画学生の頃であり、彼も大きな目をきらきらと輝かせた青年でした。そしてその時にアトリエで見せられたセザンヌばりの自画像の印象は、今も忘れる事が出来ません。透明感のある色調で彩られた生き生きとした作品の中の彼は、少し気取ったポーズでこちらを睨み返しており、その眼差しには老成したものを感じました。
 作品の持つ魅力は、描いた画家の人間としての魅力に繫がる事は云うまでありません。
 田口さんが物事に対峙した時、それを徹底的に分析して解体を繰り返し、自分の身の一部にしようする執拗なまでの集中力は非凡であり、その本質に迫ろうとする姿勢は、彼の制作に対する態度そのものであると思えます。作品と向き合い、曖昧な感情を排除し画面上で感覚の純度を高めていく作業は、神経を削る仕事ではありますが、感覚によって磨き上げられた作品が放つ輝きには、他では得る事の出来ない魅力を湛えます。これからの田口さんの制作において、一点でも多くのそのような光ある作品が生まれる事を願うばかりです。
杉浦 尚史(名古屋芸術大学教授)
 
略歴
1953/愛知県豊川市生。 76/名古屋芸術大学卒。 78/愛知県立芸術大学院修了。 83~95/アッサイ21展(愛知県美術館等)。85~92/名爽会展(名古屋画廊。 86/ジャパン絵画大賞展(佳作)。 91~93/ボ・タン展。 93・98・00・04・08・11/個展(名古屋画廊)。 93~07/個展(銀座 ギャラリー和田)。 94~95/滞仏。 00~02/和の会招待出品(銀座 和光)。 04/田口貴久展(網走市立美術館) 07~/笠の会(松阪屋)
現在 立軌会同人、名古屋芸術大学教授
 
2011年10月12日(水)-22日(土)橋本 昇三 展
2011-04-01
《映空》177.0×122.0㎝
橋本 昇三 展 SHOUZO HASHIMOTO
-和紙〈自然の恵み〉-
10月12日(水)-22日(土)
 
レセプションのご案内/初日5:30p.m.-7:00p.m.。橋本先生を囲んだささやかなレセプションを開催いたします。皆様のご来駕をお待ち申し上げます。
 
個展によせて
 かつて生活のいろんな場面で使われていた和紙。障子に映る木漏れ日に時の移ろいを感じ、襖の向こうの気配を読み、番傘に落ちる雨の滴音を楽しみ、行灯の揺らめく明かりに心和ませた。和紙は日本人の感性を育んだいくつかの要素のひとつと言えるだろう。私にもそんな日本人としての想いがあったのか、はかなくもあり、強くもある和紙に惹かれ、和紙の世界に飛び込んだ。そして作品づくりを始めて20年あまり、素材を生かし、自分の想いを形にする難しさは始めたころも今も変わっていない。ただ楮と水で紙を漉き、日光で乾かすという素朴な仕事を繰り返す中で、和紙は自然の恵みそのものであり、自然界のエネルギーがこもっている、との実感だけが年ごとに強くなってきている。和紙の材料である楮も、天候の変化を受けて毎年微妙に違いがあり、制作を通して自分自身もその変化を感じ、自然と対話している気持ちになる。
 前回の展覧会後、制作環境も新たに取り組んできましたが、5年という節目に当たる今年再度個展を開催させて頂くこととなりました。どうかご高覧下さり、何かとご教示頂ければ幸いです。皆様のご来場をお待ちしています。
橋本 昇三
 
略歴
1958/西加茂郡小原村生。82/京都大学卒業。84/父 山内一生に師事、和紙工芸を始める。89/愛知県立芸術大学デザイン科卒業、桑原賞受賞。世界デザイン博覧会デザインけっさく大賞展、グランプリ受賞。全国和紙作品展、大賞受賞。日展特選受賞。90/ ‘90朝日現代クラフト展、優秀賞受賞。91/愛知県立芸術大学大学院修了。92/東海の作家たち展(愛知県美術館)出品。95/第17回都市文化奨励賞受賞。96/日展特選受賞。97/石田財団芸術奨励賞受賞。99/日英アートフォーラム参加。2001/第11回工芸美術日工会展にて文部科学大臣賞受賞。05/愛知県芸術文化選奨文化賞受賞。現在/日展会員
 
2011年9月30日(金)-10月8日(土)森本 秀樹 展
2011-04-01
《裏の蜜柑山》30号
森本 秀樹 展 HIDEKI MORIMOTO
-「時」への眼差し-
9月30日(金)-10月8日(土)
 
レセプションのご案内/初日5:30p.m.-7:00p.m.。森本先生を囲んだささやかなレセプションを開催いたします。
皆様のご来駕をお待ち申し上げます。
 
「時」への眼差し
 望郷とは、希い願っても直には帰れぬ故郷の「遠さ」のみを指すのではない。帰りこぬ「時」への希求をも望郷と呼んで差し支えないだろう。
 森本秀樹のマットな色彩は追憶の色と呼ぶに相応しい。現風景に過去の風景が重なり、そこに思い出の景が降りてくる。父と過ごした青春、父が自転車に乗せて教えてくれた故郷の風景、絵には父親の影は露ほどもないけれど、それ以上に有り余る思い出の景があった。それらが胸を打つのは「時」への眼差しが深いからだ。先の銀座での個展では帰郷してからの森本の新境地の一端がうかがえた。大作≪海岸を歩く≫は朧げに夜の帳の中に消えなんとする海辺の集落、船影、錨等々を描いて出色であった。なかんずく中央付近に描かれた黒い方形部分は人々の生活の歴史を背負った排水溝の口ようにも見えてならなかったのである。いずれにしても森本は今展でも「宇和島」を土台としながらも日本人の意識の底にある原風景を探ってくれるに違いない。
 
御子柴 大三(美術評論家)
 
略歴
1951/愛媛県宇和島市生。71/武蔵野美術短期大学卒。90/上野の森美術館大賞展(92/賞候補、93/佳作賞)。91・92/昭和会展出品。91~06/個展(GALLERY銀座汲美/東京)。99・01/NICAF出品(GALLERY銀座汲美・GALLERY219/東京)。02/コレクターによる「ぼくらの森本秀樹展」(K`sGallery/東京)。03/森本秀樹画集刊行。05・06・08/個展(新潟絵屋)。06・08/個展(GALLERY 島田/神戸)。09・11/個展(Gallery KANI/東京)。07/森本秀樹展(東御市梅野記念絵画館/長野県)。08・11/個展(名古屋画廊)。10/個展(ギャラリーゴトウ) 。現在 無所属。
 
2011年9月2日(金)-8日(木)藤田 嗣治 展
2011-04-01
《裸婦立像》1923年作
藤田 嗣治 展 TSUGUHARU FUJITA
-東と西を結ぶ芸術-
9月2日(金)-8日(木)
 
東と西を結ぶ芸術
藤田嗣治を一躍エコール・ド・パリの寵児に押し上げたものといえば、言わずとしれた「グラン・フォン・ブラン(素晴らしい白の下地)」である。鈍い光沢を放ち、しっとりとして滑らかな上に、かすかな温もりすら感じさせるこの白い下地は、まさに藤田の狙い通り、裸婦の柔らかな肌の質感そのものであった。しかし、もはや伝説と化したこの白い下地に目を奪われるあまり、その上に引かれた流麗な線の美しさを見落とすようなことがあってはならない。藤田の引く線は、単にものの形を空間に浮かび上がらせるだけではない。驚くほど均質でありながら、単調にも機械的にもならず、それ自身が生命を持つかのごとく画面を走る線の素晴らしさは、まさに名人芸。優美にして表情豊かな線を目で追えば、いつまでも飽きることがない。この線の魅力を最大限に引き出すために、白い下地は編み出されたのではないか、とすら思えるほどである。線の美しさを活かす余白としての下地であり、同時に肌の温もりを感じさせる確かな存在感を備えた下地。それは東洋と西洋の間に見事に花ひらいた藤田嗣治の芸術そのものであった。
深谷 克典(名古屋市美術館学芸課長)
 
略歴
1886/東京生。1910/東京美術学校(現・東京芸術大学)卒。13/渡仏。20/独自の乳白色がサロンで大きな反響を呼ぶ。エコール・ド・パリの主要画家として活躍しだす。40~49/在日本。55/フランスに帰化。68/逝去(81歳)。
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