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株式会社名古屋画廊
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展覧会のご案内

10月31日[金]-11月10日[月]直野 宣子 展 -ノスタルジア-
《ノスタルジア3》2025年 130.6×194.1cm 油彩、キャンバス
直野 宣子 展
NOBUKO   NAONO
-ノスタルジア-
10月31日[金]-11月10日[月]’25
11:00a.m.-6:00p.m. 日・祝休廊
(土曜日 12:00p.m.-5:00p.m.)
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■直野宣子展に寄せて
                    水沢 勉
 直野宣子とノスタルジア。作者と作品。お互いとてもよく似合う。郷愁を感じるとき、わたしたちはいつもの時空からどこか離れている。「いまここ」が相対化される。が、直野宣子作品の場合、逆説的なことに、相対化してくれる絵そのものの「いまここ」の方が日常の現実以上の存在感を放つ。画家が追求しつづける、なんとも自在に感じられる光と空気との親和。それは抽象と具象というカテゴリーの縛りを軽く解いてしまう。生まれて初めて目の前にしたときの水の流れ、浮かぶ雲、森の翳り…そうした初体験の記憶が呼び覚まされる。懐かしさ(ノスタルジア)がそこに生まれる。それも厳しくもやさしく。ただ、だれもが共有できる絵の原体験として。(美術史家・美術評論家)

■略歴:神戸市生。2000/「アートコミュニケーション―回復」展(東京)。10/「明日への視線」展(金沢21世紀美術館)。16/伊勢﨑淳・直野宣子二人展(名古屋画廊)。21/「far in 展 しんしんと」(大川市立清力美術館)。個展(フタバ画廊、ギャラリーなつか、ギャラリー58(4回)、名古屋画廊(3回)ほか)。
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