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株式会社名古屋画廊
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企画展開催スケジュール

2018年10月19日(金)-11月2日(金) 矢橋 頌太郎 展
2018-09-15
《VIEW-30》油彩・キャンバス 162.0×209.0cm
《VIEW-30》油彩・キャンバス
矢 橋 頌 太 郎 展
SHOTARO YABASHI
-頭上漫々-
10月19日(金)-11月2日(金)
 
レセプション:初日 5:30p.m.-7:00p.m.
皆様のご来駕をお待ち申し上げます。
作家在廊:19(金)、20(土)、27(土)
 
【関連講演会】「 現在と彼方の視角」 講師:矢橋頌太郎
10月20日[土] 10:30 ~11:30 アート倶楽部カルチェ・ラタン 名古屋池下
URL:http://www.quartier-latin.jp Tel.052‐751‐8033 ※要予約
 
展覧会によせて
 ひとりの画家が、その作品のスタイルを確立するまでには、いくつもの試行錯誤を重ねながら、長い時間を費やし、苦悩の末に自らの画風を手にする。
 矢橋頌太郎の場合。人間の頭部を真上から捉えた一風変わった作品を描く。頭部だけに焦点を当てて描き続ける作家も稀であろうが、それがこの画家のスタイルであり、独自性なのである。だが、それは絵の表面、つまり絵面としての独創
性であって、この画家の心の奥に潜む何ものかを示すものではないだろう。画家とは、その根底に何を置くかによって画家と成り得る。つまり、目に見える事物をどう表現するかも重要だろうが、何を描き、そこに何を託したいかということが、もっとも肝心なことなのだ。矢橋が頭部を描き、そこに込めようとしているものは、頭という姿を借りて、自身の内面を深く見つめようとする精神世界に思いを向かわせることにほかならない。
 この画家の絵画について語るとき、それが基準であり、視点でもある。矢橋という画家が何を見つめ、どこへ向かおうとしているのか、ということである。
 ともあれ、矢橋頌太郎の今後の活動に期待する。そして、多くの人々にその魅力を知っていただきたいと願っている。
               柳原正樹(京都国立近代美術館長)
略歴

1989/岐阜県大垣市生。2011/武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。五美術大学卒業制作展(国立新美術館)。12/現代美術の新世代展〈優秀賞〉(極小美術館、岐阜県)。13/「リアリズムの深層」展(極小美術館)。14・16/個展(極小美術館)。個展(ギャラリーうちやま)。15/富山トリエンナーレ2015 神通峡美術展〈優秀賞〉。ミズマクおおがき2015 Starting Point(スイトピアセンター)。16/宇宙の連環として2016(極小美術館)。17/現代美術の新世代展(極小美術館)。

 
 
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