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株式会社名古屋画廊
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企画展開催スケジュール

2016年12月1日(木)-6日(火)芥川紗織展
2016-08-01
《女Ⅻ》 1955年作
《女Ⅻ》 1955年作
没50年 芥川 紗織 展 SAORI AKUTAGAWA
-何時までも炎を燃えさせよう-
12月1日(木)-6日(火)
 
日記より
 芸術とは何なのかしら、何のために私は絵を描いたりするのかしら、時々こんな気持ちが私を覆う様になった。でもそれでいいのだと思う。私はとても幸福ですから、私は胸の中に炎を抱いて居ります。常に何かを燃やし続けなくては私自身が冷たい灰になってしまう様です。
 私は描くことによって何時までも炎を燃えさせようとしているのです。炎は何時も強くなったり弱くなったりゆらめいて私を苦しめる。時々とんでもない方にとんでゆきたいな!でも私にはどうしようもならない時がある。
 私は一生懸命しています。毎日がもっともっと血と汗にいろどられたものでありたい。
芥川紗織 (芥川紗織日記、「芸術生活」1973年9月・26巻9号(289号))
 
略歴
1924/愛知県渥美郡高師村(現・豊橋市)生。47/東京音楽学校(現・東京藝術大学)声楽部卒。48/作曲家・芥川也寸志と結婚。50/ロウケツ染を野口道方に、絵画を猪熊弦一郎に学ぶ。54~57/日本アンデパンダン展。54・55/モダンアート協会展(54〈新人賞〉)。54~59・63~65/女流画家協会展。55/岡本太郎が亭主を務める「実験茶会」に北大路魯山人、丹下健三らとともに招待される。55~58/二科展(55岡本太郎室[第9室]に出品して〈特別賞〉)。56/4人展を池田龍雄、河原温、吉仲太造と2回開催。「世界・今日の美術展」(朝日新聞社主催・日本橋髙島屋)。57/アートクラブ展を池田龍雄、河原温、鈴木治、勅使河原宏、藤沢典明、吉仲太造と開催。59~62/滞米(ロサンゼルス1年、ニューヨーク2年)。60/「超現実絵画の展開」展(東京国立近代美術館)。女流画家協会日米交歓展(ニューヨーク・リバーサイド美術館)に草間彌生らと在米出品者として参加。61~62/アートスチューデンツリーグ(ウィル・バーネット教室)に学ぶ。63/建築家・間所幸雄と結婚。66/逝去(42歳)。
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